これ貼るの忘れてた!!!!!
これは貼っとかないとダメでしょ!!!!!!!
っつーーことで貼りますw
ブルゼッケン88【インタビュー】
「僕らと似てるバンドいますか?」ってことを世に問いたい
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120820-00000479-bark-musi元SIAM SHADEのドラマー・淳士とT.M.RevolutionやTETSUYAのサポートで有名なベーシスト・IKUOが中心になって結成したBULL ZEICHEN 88(ブルゼッケン88)が、結成6年目にして放つ1stアルバム『アルバム』。ラウド?ヘヴィネス? テクニカル? ジャンルレスな音の洪水にまみれながらもこの爽快なパワーポップ感! キャラもサウンド秘話も大開放&大放出で彼ら(淳士は欠席)のインタビューをお届けしよう。
■IKUO:やりたい放題。じゃないと、アルバムにこんなタイトル付けないですよ(IKUO)
──今回は3人で取材ということなんですが、前回取材したときSEBASTIANさんは外人で、しゃべらないキャラと聞いてたんですが…。
IKUO:寡黙なキャラだったんですが、サポートで入った葵君のライヴで死ぬほどしゃべってしまい(一同笑)。そこでキャラ全開しちゃったんですね。それで、サポートではしゃべるのにこっちでは寡黙というのもおかしいので。
SEBASTIAN:解禁になりました(笑)。
──外人っていう設定はどうなったんですか?
SEBASTIAN:一応ですね、例えばどこ出身ですか?と聞かれたら「僕はSEBASTIANというんですが、兵庫の尼崎CITY出身です」と答えたり。
IKUO:ルー大柴だな、それ(笑)。
SEBASTIAN:僕もどこまで守んなきゃいけないのか分かんなくて。結果、ウケればOKかなと。
IKUO:そもそもは年に1回、BULL ZEICHEN88の謝恩祭というのをやってまして。その日はSEBASTIANのおしゃべりが唯一OKになる解禁日だったんですね。だからファンの人は。
SEBASTIAN:みんな知ってはいるんですけど。
──そんなSEBASTIANさんの本当のキャラも分かったところで、1stアルバム完成しましたね。結成から6年目にして。
IKUO:リリースはコンスタントにしているとはいえ、アイテムもそんなに出してないし、ライヴ自体も少なくて、マイペースにやってきた6年だったから。
SEBASTIAN:もう6年? て感じで、やってるほうは割と早かったですよ。
──それだけ時間が詰まった1stアルバム。
IKUO:1stにして“ベスト・アルバム”みたいになりましたね。アルバムはこれまでリリースしてきた曲プラス新曲3曲が入ってて。僕ら、これまで3曲収録されたシングルを7枚出してきたんですけど、この新曲3曲を8枚目のシングルとして出す方法もあったんですが、そこはバンド名の88にかけて。
栄二郎:メモリアルなものにしようってことで、8月8日、8枚目のアイテムとしてアルバムをリリースしようということになりました。これがまた8年目だとよかったんですけど。
IKUO:あと2年はさすがに待てないんで。
──で、そんなメモリアルなアルバムのタイトル……付け忘れちゃって『アルバム』に(笑)?
IKUO:淳士君の発想で、CD開くといろんな写真が入ってるでしょ? アルバムでいいんじゃない? ってことで。
──なるほど。でもよく考えたらアルバム1枚も出さないで6年間も活動続けてこられたこと自体、凄いことですよね。
IKUO:僕ら“口コミバンド”なんですよ。
栄二郎:ほんっとーにそう!
IKUO:口コミでファンのみなさんがプロモーターとなって広めてくれたお陰なんですよ。で、このアルバムは僕らのベスト盤みたいなものですから、これ1枚貸せば僕らのことが分かる。ファンのみなさんはいままでみたいにシングルを何枚も貸さなくてもいいので、口コミアイテムとしてもこれはベストじゃないかと。
SEBASTIAN:僕ら事務所もないですし。
栄二郎:セルフプロデュースでやってるんで。
IKUO:やりたい放題(笑)。じゃないと、アルバムにこんなタイトル付けないですよ。
■すべてにおいて“異端”でいいんじゃないのってところがすべての基本(SEBASTIAN)
──そのアルバムなんですが、こういっちゃうと失礼かもしれないんですが、どの曲も音数多いわ、濃いわ、テクニカルだわと、あまりにもインパクトが凄すぎて疲れるアルバムだなと。
全員:そうだと思います(爆笑)。
栄二郎:アルバムなのにバラード1曲もないですからね。
IKUO:ベストだと思って聴かないと疲れますね、間違いなく。アルバムにしては濃過ぎですからね。音数多くてすみません。で、テクニカルなところも、やってる僕らとしても難しすぎてライヴで演奏したくない曲もありますからね。
──ええーーっ?
IKUO:そういうものもあるんですよ(笑)。再現不可能なものとかありますから。制作過程でライヴを意識しないわけではないんですけど、どうしてもオーバーアレンジになってしまうんですよ。音源だけに必死になっちゃって「あ!やっちゃった」って。
SEBASTIAN:その後、ライヴでどうやって再生しようか悩むという。
──収録曲のなかで一番再生が難しいのはどの曲なんですか?
IKUO:いま一番ビビってるのは新曲の「モンスター ~3/4 no good job night one show~」。
SEBASTIAN:「覇烏」のときも「カモン ~メガトン未来~」のときもそうでしたけど。
IKUO:この辺はかなりのオーバーアレンジで、自分たちはどこまでやれんのかっていうのをどんどん追求し始めたところなんですよ。それで今回さらに「モンスター ~3/4 no good job night one show~」で追求しちゃったという(笑)。
──なんでそこまでやっちゃうんですか?
IKUO:なんかねー、限界までチャレンジしたいんですよ(笑)。聴いた瞬間に“圧倒的”なものを提示したいんです。アルバムもライヴも。
──圧倒的なものじゃないとダメ?
IKUO:なんでだろう……負けず嫌いなんじゃないですか。
SEBASTIAN:みんないい歳なんで“若手”とかに負けてらんないんですし。“普通”のものを出しても絶対つまんないってこともこの歳だと分かってるんですよ。BULL ZEICHEN 88は、元々そういうコンセプトで始まったバンドですからね。普通のことやってもつまんねぇって。普通のことはいままで各々やってきましたし。だから、僕らってラウドだパンクだヘヴィだ何だっていう既成概念のなかに納めると、かなりはみ出してると思うんです。ジャンルのなかからは、僕たち“はみ出し者”なんです。それなら曲しかり、構成しかり、タイトル、衣装……すべてにおいて“異端”でいいんじゃないのってところがすべての基本になってるんですよ。
IKUO:「僕らと似てるバンドいますか?」ってことを世に問いたい。例えばヴィジュアル系、ヘヴィロック系、似てるバンドは必ずいるけど、僕らはいない。そういうところが好きというリスナーが僕らを広めてくれてる気がしますね。
──なるほど。
IKUO:僕ら、決してテクニカルで複雑怪奇って音じゃないですからね。サビはキャッチーですから。そこはリスナーさんが入りやすいところなのかなと。
──そこなんですよ。さっき疲れると言いましたが、その一方でそんな楽曲をキャッチーなところへ持って行くメロディ、歌があるから、爽快感は1曲ごとにすごくあるんです。けしてマニアックな音楽にはなってない。
IKUO:僕らはテクニック至上主義ではないんですよ。そこじゃないんです。やりたい音楽は。
栄二郎:勢いは絶対殺したくないし。
IKUO:そこはライヴを意識してるところかもしれないですね。みんなでシンガロングしたいですから。僕ら、ライヴをやらないってことはあり得ないんですよ。それだけライヴ意識してて「この曲ライヴでやったら超カッコいい」って思って曲を作るんだけど、演奏するのは難しい。それを毎回更新してる感じですね。
SEBASTIAN:しかも、難しいからってプレイに専念するんじゃなくてパフォーマンスでも圧倒的でありたいんですよ。
IKUO:そこを重視するならもっと簡単な曲作ってものすごいパフォーマンスやるってのもありなんだけど、それだと普通でしょ? そういうのは若い人がやればいい。僕らは僕らで、パフォーマンスしつつもテクニックでも圧倒したい。
■歌うと本当にキツいです。キッズに「真似してみ?」っていいたい(栄二郎)
──圧倒という意味では、歌詞もどんどん突き抜けてきましたよね。
IKUO:「モンスター ~3/4 no good job night one show~」の歌詞とかどえらいことになってて。そういうところは淳士君です。
栄二郎:「覇烏」「カモン ~メガトン未来~」あたりから、IKUO君の作ってきた曲のニュアンスをそのまんま歌詞にしていくというのを淳兄ぃがやりだしたんです。
──それでラップ的な要素がどんどん入り、韻を踏んだお茶目なリリックが生まれるようになってきたと。
栄二郎:はい。自分はいままでこういう歌は歌って来たことがなかったんで、難しいっス(笑)。普通に歌うところもありつつ、スクリーモもありつつ、絶叫した後に高いメロを歌ってラップ。1曲の中にいろんな歌い方が入ってくるのが僕の売りではあるんですけど。歌うと本当にキツいです。キッズに「真似してみ?」っていいたい。
──「モンスター ~3/4 no good job night one show~」以外の新曲というと?
栄二郎:まずは「Alive」。これは僕が歌詞を書いてるので、すっごく熱いエモーショナルなものになってます。もう1曲は「Eden」。これはSEBASTIANが歌詞を書いてて。
SEBASTIAN:この曲は「Garden」のアンサーソングになっていて、曲の母体となるものは、じつは2つとも同じです。
IKUO:韻を踏んで面白い曲「モンスター ~3/4 no good job night one show~」、暑苦しいダンス・チューン「Alive」、ストーリーがあって壮大な曲「Eden」と、いいバランスなんですよ。「Alive」は我ながらいいアレンジができたなと思ってます。我々は、“2A(2番のAメロ)のブルハチ”と言われてまして(笑)。
──それすっごくわかります。
IKUO:絶対1番と同じことは繰り返したくないので、2Aって一番冒険できてアレンジが楽しくてしょうがない。だから、ついつい入れこんじゃいますね。なので、そこも注目して聴いてみください。
──では、まもなく始まるワンマンツアーについても教えてください。
IKUO:新曲3曲も含め、アルバムの曲は全曲やります。
SEBASTIAN:ライヴも6年間の僕らのベストを詰め込んだもになると思います。
栄二郎:このCDを聴いて初めてライヴに来る人はびっくりすると思う。テクニカルバンドだと思ってたら「別物じゃん」って。パンクバンドのステージと変わらない勢いがあると思うから。間違いなく勢いで楽しめると思う。
取材・文●東條祥恵
<BULL ZEICHEN 88 おもひでぶるぶる メモリアルツアー2012>
8月16日(木) 高田馬場CLUB PHASE(東京)
8月23日(木) 名古屋ell.FITS ALL(愛知)
8月24日(金) am HALL(大阪)
8月30日(木) 仙台MACANA(宮城)
<BRAVEMAN RECORDS presents presents "Abeshi NIGHT">
9月18日(火)渋谷O-WEST
[問]ディスクガレージ 050-5533-0888
『アルバム』
発売中
MRRMS-1011 \3,000(tax in)
ディスク:1
1.モンスター ~3/4 no good job night one show~
2.Infinity
3.fly-war
4.ボイマヘ
5.Reset
6.Alive
7.Prologue
8.覇鳥
9.カモン ~メガトン未来~
10.Eden
ディスク:2
1.3/4 no good job night one show -Music Video-
-追記-
記事をアップした後に気付いたけど、
この記事、今月88個目でしたwwwwwwwwwwww